青山スタイル|連載コラム
ビレロイ&ボッホは、ヨーロッパでも最も歴史のある陶磁器メーカーの一つです。現在では、トータルライフスタイルを提案するホームウェアブランドとして高い評価を得ています。ドイツの優れたテクノロジーとフランスの繊細なファッションセンスの融合から生まれる名作の数々は、世界中の多くの人々を魅了し続けています。今回は、ビレロイ&ボッホのマーケティング担当・渡辺桂子さんと青山店店長の津田春菜さんにブランドの魅力を聞きました。

ビレロイ&ボッホのマーケティング担当・渡辺桂子さん
▲「長い時間に培われた技術やデザインだけでなく、ヨーロッパの歴 史や文化、イメージもブランドの重要な付加価値だと思います」と渡辺さん。
どんなライフスタイルにも
適用できるラインアップ

―創業263年のビレロイ&ボッホとはどんな会社ですか?

<渡辺>商品そのものというよりもライフスタイルを提案する会社です。もとはロレーヌ公国(現フランス・ロレーヌ州)で1748年に創業された陶製テーブルウェアのメーカーです。創業者はフランソワ・ボッホというドイツ人。その後、オーストリア領(当時)のルクセンブルグを経て、1809年にドイツのメトラーに本社を構えてから現在に至っています。1836年には、フランス人・ニコラ・ビレロイの陶磁器工場と合併してビレロイ&ボッホとなりました。

―なるほど、ドイツの高品質なクオリティーの高さと、フランスの繊細な感性が融合したブランドなのですね。どのような商品を展開していますか?

<渡辺>トータルライフスタイルを提案するホームウェアブランドとして、陶器、食器を中心に扱っています。本国ではバス用品なども扱っていますが、日本国内ではテーブルウェアを中心に展開しています。日常的に使用していただける食器類のほかに、キャンドルを立てる燭台やお花を飾る花瓶など食卓を豊かに彩る商品まで、統一されたテイストのものを展開しています。

―どのような特徴がありますか。

<渡辺>商品は、お客さまのライフスタイルに合わせて、カントリー、メトロポリタン、クラシックという3つのコレクションを提案しています。
カントリーコレクションは、田園の風景を暖かみのあるテイストで統一したデザインで、プロバンス風の解放感や太陽の光が降り注ぐ明るいイメージです。
メトロポリタンコレクションは、都会的でコンテンポラリーなデザインで、シンプル&モダンをコンセプトに色数を抑えた清潔感のあるクールな印象のインテリアによく似合います。
クラシックコレクションは、優雅な時の流れを感じさせるエレガントで伝統的な洋食器を展開しています。お客さまのどのようなライフスタイルにも適用できるラインアップになっています。

<津田>食器だけではなくて、食卓に必要なものが全てワンストップで揃うため、お客さまにトータルでコーディネートしてお薦めできるというところが当店の特徴ですね。

ビレロイ&ボッホ ビレロイ&ボッホ ビレロイ&ボッホ
▲カントリーは田園の風景をイメージしたデザインのコレクション(上)。メトロポリタンは都会的でコンテンポラリーなコレクション(中)。クラシックは伝統的な洋食器のコレクション(下)。

―3つのコレクションは組み合わせても使えるのですか?

<渡辺>もちろん、お客さまの自由な発想で組み合わせていただいてもいいのですが、それぞれのテイストで楽しんでいただきたいですね。

<津田>お客さまは、ご自身の好みによってコレクションごとにまとめて買っていかれたり、同じコレクションのシリーズを集められるケースがほとんどですね。

―価格はおいくらぐらいですか?

<渡辺>一般的な洋食器よりはリーズナブルな価格帯です。例えば、カントリーコレクションではプレートなら1500円から、カップ&ソーサーで2500円からご用意しています。コレクションのシリーズによって、またデザインのバリエーションに応じて価格帯も幅広く設定しています。

―とりわけ代表的な商品というと?

<渡辺>やはり、「ニューウェイブ」ですね。波型の独特なクリエーションは、ビレロイ&ボッホ特有のデザインです。

―販売チャネルは?

<渡辺>直営が青山店と自由が丘店の2店舗、全国の百貨店、インターネットのオンラインショップのほか、アウトレットショップが三井アウトレットパーク入間とグランベリーモール(町田市鶴間)の2店舗。あと、ホテルやレストラン向けの業務用商品も取り扱っています。